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愛宕山の植物 - 樹木4

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樹木・その他のページです(草花は季節別にページ1〜3に)。花や実がついている樹木の画像は季節別にも表示してあります。左側に種名をアイウエオ順にリストしてあります。クリックすれば、その画像を表示した場所に移動できます。
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  その他の樹木・植物 - 4

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樹木4−4
樹木4−5
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ナツフジ
フウトウカズラ

  ナツフジ

  フウトウカズラ

 風藤葛。コショウ目コショウ科コショウ属。別名ツルゴショウ。日本本土における唯一のコショウ科の種。ツル性樹木で愛宕山では多く自生している。暖地の海岸に多い。雌雄異株。花期は4~5月。雌株の穂状花序(花穂)は4~8センチ。粒々に多数見えるのが、それぞれ小さな雌花。花の色は白ですが、葯が黄色なので全体には黄色に見えます(未熟時は黄緑色)。雄株の花は黄緑色で粒々が見えません。
 冬には(雌株に)赤い実が。かすかに胡椒の香りがしますが、香料としては使えません。茎や葉を風呂に入れて薬湯とし、神経痛や打撲、骨折に効くといわれています。
 この他、小笠原母島にツル性ではないタイヨウフウトウカズラ(絶滅危惧IA類)がありますが、自生株はたった1株しかないとのこと。

 
 夏藤。マメ科フジ属(ナツフジ属)のつる性落葉木本。学名はWisteria japonica。別名ドヨウフジ(土用藤)。これは、夏あるいは土用の頃に花を咲かせるから。つるは左巻。類似のフジやヤマフジと比べてつるが細く、また、葉の裏の毛はナツフジだけがほぼ無毛。
 
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