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愛宕山の歴史と文化

 愛宕山は街中にありながら豊かな緑に恵まれ、福岡市にとっての緑のオアシスともいえる地です。それと共に、崖に囲まれ、かつては海ぎわに位置したこともあって、日本人の自然観・宗教観に根ざした神聖な地として信仰の山であり続けた歴史を持っています。近世以降、愛宕山は多くの参拝者が訪れる地となる一方で、周りに住む人々の生活に関わる里山でもあり続けました。近代化の中で石炭鉱山が栄え、愛宕山の様相も一変しますが、石炭産業が衰退した60年代以降は今日のような、住宅地に囲まれ、正月には参拝客で賑わう緑の深い山となりました。しかし一方で、開発の波によって蝕まれ、緑も文化も守っていくのが難しい状況に晒されているという面があることも忘れるわけにはいきません。

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©愛宕の森と緑を守る会

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