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愛宕の森と緑を守る会
周回ルートの新設 & 休息ベンチの設置 (2025.02.20)

神社境内下から尾根筋を通って室見駅方面に至るヤブニッケイの森コースが周回できるように、新たに探索路を増設しました。谷筋の森の中を歩くルートです。
また、この新ルートの合流点には投棄されていたプラスチックベンチが置かれていました(左下画像)。これを探索路にふさわしい木製のベンチに変えようということで、近くにあった枯れた大木(ベンチの先に見える斜めの樹)を切り出して、これを縦にカットし、2つのベンチを作りました。この場所は目の前に深い森が広がり、また、谷風の通り道でもあり、のんびりと「森」に浸ることのできる休息ベンチです。ここでぜひ一服してみませんか。





サルノコシカケ:さっそく、こし
かけスポットに (2025.01.28)


幅70センチもあるサルノコシカケにさっそく腰掛けチャレンジャーが登場。今や、「コシカケスポット」になりそうです。一つだけ残念なのは、手をかざして遠くを眺めることができる場所ではないということ。でも、楽しそうですね。
「ヒトノコシカケ」?いえいえ、
「サルノコシカケ」です (2025.01.23)
森の中の太いタブノキの根元で見つかりました。大の大人が腰掛けてもびくともしない硬さです。幅が70センチほどあって、これほどの大きさのものは珍しく、大きくてもせいぜい60センチぐらいとのこと。
実は「サルノコシカケ」という種名のキノコはありません。「サルノコシカケ」は傘のような格好のキノコの総称です。この画像のキノコはコフキサルノコシカケ ( 粉吹猿腰掛、学名:Ganoderma applanatum ) もしくはオオミノコフキタケ (大実の粉吹茸、学名:Ganoderma australe ) のどちらかです。この2つ、外見上は区別できなくて、しばらく前まで同一種と分類されていました。分類をするためには胞子のサイズの大小で判定するのだそうです。分布は前者が北の方あるいは高地、後者が南の方や平地という記述も見えますが単純ではないようです。




「筑前愛宕山瓦経」の説明看板を設置(2024.11.23)
東の峰にあった愛宕山古墳が市との合意を反故にした開発業者によって破壊されてしまった今日、愛宕山で現存する最古の遺跡・遺物は「筑前愛宕山瓦経」のみとなってしまいました。この瓦経は平安時代の末期、末法の世になっても人々が仏法の教えが残ることを願って粘土板に経文を刻み、焼成して経塚に理納したものです。
その瓦経が愛宕山の谷筋から1950年代に発見・発掘されたされたことを知る人はほとんど知られていません。この歴史遺産の存在をより多くの人々に広める目的で守る会の呼びかけで浄財を募り、このたび谷筋直上の参道脇に瓦経説明看板を設置することになりました。11月23日の午後、その除幕式が執り行われました。



小熊共同代表がラジオ出演(2024.11.11)
今日、守る会共同代表の小熊さんが「姪浜コミュニティラジオ」で、ナビゲーターのさとみさんとパンフレットの「愛宕山散策ガイド」を材料に、愛宕山の魅力を語り合う番組に出演されました。そのサイトと内容(音声ファイル)を紹介します。

「本日1人目のゲストは愛宕の森と緑を守る会から会長の小熊和郎さんにお越しいただきました! 西南学院大学でフランス語教授をご勇退後、知人からのお誘いを受けて、愛宕の森と緑を守る会にご入会されました🌳 愛宕山に散策路を拓いたり、山の生態系を保つために植物を守ったりとご活動されているお話をしてくださいました💡 愛宕山に馴染みのある方、散歩で通ったりする方には是非聞いていただきたい内容です🙌🏻」
県知事賞は木製でした(2024.11.10)

11月9日に開催された第75回福岡県植樹祭の際に福岡県緑化功労者に対する表彰式が行われ、出席 した守る会の参加代表者が福岡県知事賞を、副賞ともども受け取ってきました。それが左の画像にあるように、木製の表彰状でした。趣旨に相応しいものということですね。副賞も地産品でした(10月20日の記事参照)
ツリークライミングが大好評(2024.10.21)
昨年始めたツリークライミングですが、好評だったため、今年も10月20日に開催しました。参加希望者は多かったのですが、午前の部・午後の部あわせて28名がクライミングに挑戦しました。挑戦者の多くは子どもで、おとなは2名。その他に付き添いが午前・午後とも約10名、指導者が7名、その他のスタッフが9名と、緑の森の中で多くの人が参加したイベントでした。参加者は皆、大満足。



福岡県緑化功労者県知事賞を受賞 (2024.10.20)
私たち、愛宕の森と緑を守る会が今年度の福岡県緑化功労者県知事賞を受賞することになりました。11月9日に開催される第75回福岡県植樹祭の際に表彰式が行われます。愛宕山の森と緑の貴重さゆえの受賞だと考えています。

©愛宕の森と緑を守る会
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