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愛宕山の植物 - 樹木1

  (画像をクリックすると拡大表示され、説明文全文が見れます)

樹木・その他のページです(草花は季節別にページ1〜3に)。花や実がついている樹木の画像は季節別にも表示してあります。左側に種名をアイウエオ順にリストしてあります。クリックすれば、その画像を表示した場所に移動できます。
オガタマノキ
樹木1−1
樹木1−2
樹木1−3
樹木1−4
 モクレン科オガタマノキ属の常緑高木。トキワコブシとも言い、樹高は25mに達します。「小賀玉の木」あるいは「招霊木」とも表記され、モクレン科では唯一の常緑樹で、ミカドアゲハ幼虫の食樹。春の初めに基部がえんじ色で芳香のある白い花をつけます。日本原産で関東中南部以西に分布。八重山以南、台湾にはタイワンオガタマが分布します。園芸店にある栽培種の多くは別種で、中国原産のカラタネオガタマ。
 神事に一般にはサカキの枝が用いられていますが、じつは、オガタマノキの枝を用いるのが本来であって、サカキはその代用。オガタマノキの入手が難しかったからではないかと思われます。
 愛宕神社入口から階段を登った正面(階段の途中)に生えてます。
 ミカドアゲハの画像は「蝶の図鑑」(www.j-nature.jp/butterfly/)より。

  その他の樹木・植物 - 1

大崖石榴。イラクサ目クワ科イチジク属。東アジア南部に分布する常緑つる性木本。雌雄異株。岩を匍う幼木の間は葉が極めて小さく、ヒメイタビに似るが、葉の側脈の中脈に対する角度が急なことで区別できる。立ち上がって木に伝うと葉が大きくなり、イタビカズラに良く似るが、イタビカズラの葉はより細く、先端が尖る。花は5〜7月だが、イチジクと同様、花嚢の内側につくため(隠頭花序)、直接見ることはできない。花嚢は雌雄同型で、秋になって熟すと紫色に。受粉は他のイチジク類と同様に、イチジクコバチによってなされる。実の先端の穴がコバチの出入り口で、その近くにある白いのが雄花、奥のエンジ色の小さなツブツブが雌花となっている。雌株の雌花は受粉すると大きくなり、熟すとゼリー状になって食べられるとのこと。

  オガタマノキ

樹木1−5
樹木1-6
オオイタビ

  オオイタビ

樹木1−7
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