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愛宕山の植物 - 樹木2

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樹木・その他のページです(草花は季節別にページ1〜3に)。花や実がついている樹木の画像は季節別にも表示してあります。左側に種名をアイウエオ順にリストしてあります。クリックすれば、その画像を表示した場所に移動できます。
2-カジノキ
樹木2−2

  カジノキ

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 楮。あるいは、梶の木(俗用)。Broussonetia papyrifera。イラクサ目クワ科コウゾ属。雌雄異株の落葉高木。原産地は中国中南部、台湾、東南アジア、インド等。別名、カジ(梶)、コウ(構)、穀。古代から神木とされ、神事の際に使われた。楮の葉は諏訪神社の神紋。家紋にも多く使われている。樹皮は和紙の繊維原料として用いられ(書画用の画仙紙など)、学名の由来になっている。家畜飼料にもなったので、広く栽培されていた。花期は5~6月、果実は7~8月。実は橙赤色に熟すと食べられる。
 古来、カジノキやヒメコウゾ(学名:Broussonetia kazinoki)、あるいはそれらの雑種のコウゾが混同されていたようで(ヒメコウゾの学名はその表れ)、コウゾやヒメコウゾの古名「かぞ」にたいして、それらに似たカジノキは「かぞのき」と呼ばた。それが訛ってカジノキに。
 「梶の木」は俗用だが、「楮」の訓読みが「カジ、カゾ、コゾノキ、コウゾ」などで、一般的には「こうぞ」なので混乱する。
 女坂の下の谷筋の道、つきあたり付近に見られる。

  その他の樹木・植物 - 2

樹木2−10
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