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愛宕の森と緑を守る会

鳥の写真館 ー 愛宕山で見られる鳥たち(2)

シジュウカラ

四十雀。スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属。白いほおと黒ネクタイ(幅広が雄)が特徴。スズメくらいの大きさで、全長は13~16センチ程度。鳴き声は チッチー、ジュクジュク、ツィピー、ピーツピ、ヂヂヂヂなどを甲高い声で繰り返す。単語を組み合わせて文章をつくり、伝達する能力があることが判明してい る。

 

ジョウビタキ

尉火焚。スズメ目ヒタキ科。代表的な冬鳥で、越冬のために日本にやってくる全長15cmほどの渡り鳥。画像は11月に撮影したオス。メスは全体的に灰色がかった褐色。「尉」は銀髪、「火焚」は鳴き声が火打石を叩く音に似ているので命名された。翼にある白色の模様から、「紋付き鳥」ともいわれる。

シロハラ

白腹。スズメ目ツグミ科ツグミ属。体長は約25センチ。上部が灰褐色で腹は白っぽく、名称の由来に。くちばしの下半分の黄色が特徴的。アカハラに似るが、アカハラは胸~腹がオレンジ色。冬鳥として渡来。禁猟鳥。地面で昆虫やミミズを漁るが、木の実も食べる雑食性。地鳴きでキョッキョッと鳴くが、さえずりは多様。

 

 

スズガモ

鈴鴨。カモ目カモ科ハジロ属。雌は年間を通して地味な姿だが、雄は繁殖期になると派手な白黒になる。また、雌の嘴は特徴的な模様をしている。飛ぶときに発する音が鈴のようだとのことで名付けられたとのこと。キンクロハジロに極めて類似するが、冠羽(頭の羽飾り)の有無で区別可能(スズガモには無い)。愛宕山の麓の室見川河口で撮影。

ソウシチョウ

相思鳥。スズメ目チメドリ科。特定外来生物に指定され、「日本の侵略的外来種ワースト100」に入っている。80年代にペットとして中国からの輸入が激増し、それが逃げたり遺棄(放鳥)されて野生化した。現在はペット飼育は禁止されている。ウグイス、コマドリ、メジロなどの在来種を駆逐し、昆虫補食で生態系を乱すと考えられている。全長15センチ程度。藪を好み、他の鳥のさえずりを真似するとか。

 

ダイサギ

大鷺。コウノトリ目サギ科アオサギ属。白鷺の中で一番大きい。体長90センチ程度で、アオサギよりやや小ぶり。雌雄同色。繁殖期(春〜初夏)になると嘴が黒色、目元は緑色になる。この婚姻色がダイサギの特徴。この季節には他のサギ類と共に集団営巣する。その他の季節には嘴も目元も黄色で飾り羽がない。ダイサギのもう一つの特徴は、口吻が目の下より後ろまで達していることで、他のサギ類との判別の決め手に。

 

ドバト

土鳩。ハト目ハト科。全長は33センチ程度。ペット用のカワラバトが野生化したもの。ご存じ、神社にはつきもの。「日本の侵略的外来種ワースト100」で有害駆除対象。餌やりの自粛等。以下、ノーコメント。

 

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