愛宕の森と緑を守る会
鳥の写真館 ー 愛宕山で見られる鳥たち(3)
鳶。タカ目タカ科トビ属。全長60~65センチ、翼開長150~160センチ。もっとも身近な猛禽類。体色は遠目には褐色だが、白色がまだらに混ざる。嘴まわりは白っぽい。カラスとは、ひとまわり大きいことと体色の違いや飛型で区別できる。ほとんど羽ばたかず、上昇気流を上手につかんで輪を描くように滑空する。愛宕山のような地形は上昇気流が生じやすいため、集まってくる。視力が極めて良く、上空から小動物を狙って捕食するが、動物の死骸や生ゴミなどを漁ることもあり、カラスと競合することが多い。そのためか、カラスに追われたり争ったりする光景がときどき見られる。
嘴細烏。スズメ目カラス科カラス属。雑食性。体長は50センチ程度で、平地や低い山で普通に見られる。 これに似たハシブトガラスはやや大きめで上嘴が曲がっている。愛宕山の周辺で見られるのはハシボソガラス。
鵯。スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属の身近な野鳥。全長は28センチ前後。亜種が多いが、目の後ろから頬にかけての褐色が特徴的。ヒーヨ、ヒーヨと甲高く鳴き、ツバキなどの花の蜜を好む。果実や昆虫も食べる。ミカンやリンゴの切れ端を庭先に置いておくと直ぐにやって来る。仔鳥から育てると非常によく慣れる。
便追。スズメ目セキレイ科タヒバリ属。体長15-16センチ。四国以北の山地で繁殖し、冬に暖地にやってくる。頭頂から背中にかけての緑褐色は夏羽。尾を頻繁に縦に振るのはセキレイ科の特徴。
トビ
鳶。タカ目タカ科トビ属。全長60~65センチ、翼開長150~160センチ。もっとも身近な猛禽類。体色は遠目には褐色だが、白色がまだらに混ざる。嘴まわりは白っぽい。カラスとは、ひとまわり大きいことと体色の違いや飛型で区別できる。ほとんど羽ばたかず、上昇気流を上手につかんで輪を描くように滑空する。愛宕山のような地形は上昇気流が生じやすいため、集まってくる。視力が極めて良く、上空から小動物を狙って捕食するが、動物の死骸や生ゴミなどを漁ることもあり、カラスと競合することが多い。そのためか、カラスに追われたり争ったりする光景がときどき見られる。
ハクセキレイ
白鶺鴒。スズメ目セキレイ科。1930年代には北海道のみに棲
息していたが、その後分布を広げ、今日では九州にも分布。
人工的な環境に馴染む鳥で、愛宕山でも、セキレイに特徴的
な尾を振る姿が道路上でよく見かけられている。
良く似ているホオジロハクセキレイとの違いは過眼線(眼の
前後の黒いスジ)があるか無いかで区別できる。ただし交雑種
もみられ、単純に区別できるわけでもない。右側の画像の個体 (クリックで部分拡大)
では黒いスジが眼の後部だけにあって前部には無く、交雑種と思われる。
ハシボソガラス
嘴細烏。スズメ目カラス科カラス属。全長50センチ。平地、低山で普通に見られるが、やや大きめで嘴の曲がったハシブトガラスに押され気味。しかし愛宕山の周辺で見られるのはハシボソガラスのみ。雑食性。サギの卵や雛を狙うこともある。
ヒヨドリ
鵯。スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属の身近な野鳥。全長は28センチ前後。亜種が多いが、目の後ろから頬にかけての褐色が特徴的。ヒーヨ、ヒーヨと甲高く鳴き、ツバキなどの花の蜜を好む。果実や昆虫も食べる。ミカンやリンゴの切れ端を庭先に置いておくと直ぐにやって来る。仔鳥から育てると非常によく慣れる。
ビンズイ
便追。スズメ目セキレイ科タヒバリ属。体長15-16センチ。四国以北の山地で繁殖し、冬に暖地にやってくる。頭頂から背中にかけての緑褐色は夏羽。尾を頻繁に縦に振るのはセキレイ科の特徴。