top of page

愛宕の森と緑を守る会

愛宕山の植物 - 樹木
(ヤマブキ)

 花や実がついている樹木の画像は季節別のページにも表示してあります。画像をクリックすれば、その画像を全面表示し、横にすると拡大します。
山吹。バラ科ヤマブキ属。学名はKerria japonica。日本原産種で全国の低山や丘陵地に普通に見られる落葉の低木。
ヤマブキの花。4〜5月に開花。花の色は山吹色、というか、この花の色から「山吹色」の名が付けられた。ヤマブキに良く似たシロヤマブキは別属の植物(バラ科シロヤマブキ属、自生種は絶滅危惧種ⅠB類)。ヤマブキは花が5弁だがシロヤマブキは4弁、葉がヤマブキとは異なり対生なので、白い花が咲くことと合わせ、容易に区別できる。
ヤエヤマブキ(八重山吹)。ヤマブキの古い園芸品種。万葉集には山振(やまぶり)の名で出てくる。太田道灌の逸話で有名な「七重八重花は咲けども山吹の実の(蓑)一つだになきぞ悲しき」(兼明親王、後拾遺和歌集、1086年)にあるように、八重咲きのヤマブキには実がならない。

©愛宕の森と緑を守る会

bottom of page