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愛宕の森と緑を守る会

愛宕山の植物 - 樹木
(トウネズミモチ)

 花や実がついている樹木の画像は季節別のページにも表示してあります。画像をクリックすれば、その画像を全面表示し、横にすると拡大します。
唐鼠黐あるいは唐女貞。モクセイ科イボタノキ属の常緑高木。中国中南部原産で明治初期に入った帰化植物。近年急速に広がりつつあり、生態系被害防止外来種としてリストされている。和名は中国(トウ)から来たネズミの糞に似た果実でモチノキに似た葉の樹という意味。花期は6〜7月。果実は強壮作用のある生薬として用いられる。
在来種のネズミモチとそっくりで、実や葉がやや大きめ。その区別は、葉を裏がえして光に透かした時の葉脈の見え方で判別できる。主脈も側脈も透けて見えるのがトウネズミモチで、側脈が見えないのがネズミモチ。実がなっている時には、果梗(実が付いている茎)の色が赤みを帯びているのがトウネズミモチで、灰色なのがネズミモチ。

©愛宕の森と緑を守る会

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