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愛宕の森と緑を守る会

愛宕山の植物 - 樹木
(スギ)

 花や実がついている樹木の画像は季節別のページにも表示してあります。画像をクリックすれば、その画像を全面表示し、横にすると拡大します。
杉。ヒノキ科スギ属の常緑針葉樹。中生代に登場した古い植物で日本固有種。建築用木材として広く植林されているが、含水率が高く、変形しやすいのが難点。根が深く伸びるので土砂災害防止に役立つ。2〜4月が開花期で、花粉症の原因になっているが、近年、花粉の少ない品種が開発され、普及しつつある。樹皮は外壁や屋根に利用され、葉は線香に用いられる。愛宕山では1カ所のみで植林され、その名残で残っている。
スギの葉。スギとヒノキとは樹肌がそっくりで、幹を見ただけでは区別が難しい。しかし、スギの葉は硬く、棒状で先端が尖っているのに対し、ヒノキの葉は柔らかく、平たくて先端が丸いので、容易に区別できる。

©愛宕の森と緑を守る会

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