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愛宕の森と緑を守る会
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愛宕山の植物 - 樹木
(ソテツ)
花や実がついている樹木の画像は季節別のページにも表示してあります。画像をクリックすれば、その画像を全面表示し、横にすると拡大します。
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蘇鉄。ソテツ科ソテツ属で日本固有種。主に南西諸島、九州南部の沿岸部の岩場に分布。自生地の北限は宮崎県の都井岬。街路樹や庭木として広まっている。葉は羽状複葉で、葉先は鋭くて触ると痛い。種子植物でありながら、イチョウと共に、精子の存在が確認されている。
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ソテツはクロマダラソテツシジミの食樹で、幼虫による新芽の食害が問題に。この蝶はアジアの熱帯・亜熱帯原産だが近年日本に侵入北上し、2016年には千葉県でも見つけられている。愛宕山でも2020年秋に確認された。
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ソテツの実。大きさは3〜4cm程度。ソテツの実や幹にはデンプンが多く含まれるが有毒で、食べて死亡する事例も少なくない。しかし、水に晒すなどの充分な処理を施せば無毒化でき、飢饉の際の食料として貴重な存在だった。
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