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愛宕の森と緑を守る会
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愛宕山の植物 - 樹木
(ソメイヨシノ)
花や実がついている樹木の画像は季節別のページにも表示してあります。画像をクリックすれば、その画像を全面表示し、横にすると拡大します。
染井吉野。Prunus × yedoensis ‘Somei-yoshino’。エドヒガンとオオシマザクラの種間雑種で、江戸時代末期に作られて明治時代以降に全国にひろまった園芸品種。厳密には、交雑種の和名が「ソメイヨシノ」、そのうちで優れた種として栽培された一種に付けられた園芸品種名が「染井吉野」で、「ソメイヨシノ」イコール「染井吉野」ではない。接ぎ木で増やされたクローン種なので、同じ地域では同じ時期に一斉に開花し、一斉に散る。ヤマザクラと異なり、花が咲いた後に葉が出る。
1918年(大正7年)に360本のソメイヨシノが愛宕山に寄贈され、福岡市内の桜の名所の一つとなりました。しかし、時と共にその数が減り、残念ながら今では桜坂や鷲尾愛宕神社周辺などに残るのみとなり、樹勢が弱った樹も目立っています。
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花満開の桜坂。旧唐津街道から観音密寺へ向かう参道の入口付近。
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観音密寺前の坂(階段)は桜坂と名付けられ、両側にソメイヨシノが植えられている。
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桜坂の参道登り口から石段の途中にある観音密寺までの間は春、見事なソメイヨシノのトンネルに。愛宕山の一番の花見スポット。
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観音密寺境内では立派なソメイヨシノが咲き誇ります。
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かつて鷲尾城があったとされる山上の広場は、知る人ぞ知る、隠れた花見スポット。ソメイヨシノの他に、ヤマザクラも混ざって咲きます。
サクラは折ったり傷づけると病気に罹りやすいので、むやみに枝を折ったり,根元を踏みつけることはやめたい。
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ソメイヨシノは咲き始めの花弁の色が白いが、散りぎわに近づくにつれ、中心部付近がピンク色となり、だんだん濃くなっていく。
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ソメイヨシノの葉の基部には豆粒のような蜜腺(あるいは蜜腺体、花外蜜腺)という器官が一対あり、そこから爽やかな甘さの蜜を出します。微量ですが、若い枝に出やすいようです。他のサクラの蜜腺は通常、葉の基部から離れた葉軸上にあるので区別できます。アリを引き寄せて他の害虫から守る働きをすると考えられています。
葉の蜜腺はサクラとアカメガシワに見られる器官です。
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この画像はオオシマザクラ(?)の蜜腺。ヤマザクラなどのソメイヨシノ以外のサクラでは蜜腺が葉の基部から離れた葉柄にあるのが一般的。蜜腺が葉の基部にあるのはソメイヨシノの特徴で、ソメイヨシノかどうかの区別のポイントとなる。
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5月中頃になると、もうサクランボが色づき始める。完熟すると、売られているサクランボの大きさきさとは比べものにならないが、味は良い。
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