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愛宕の森と緑を守る会
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愛宕山の植物 - 樹木
(センダン)
花や実がついている樹木の画像は季節別のページにも表示してあります。画像をクリックすれば、その画像を全面表示し、横にすると拡大します。
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栴檀。ムクロジ目センダン科の落葉高木。別名オオチ、古名アフチ(枕草子にも登場)。花にはアゲハが集まる。葉には強い除虫効果があるなど、薬用植物としての利用が多い。木目が美しい高級家具(ミンディ材)としても使われる。
「栴檀は双葉より芳し」のセンダンとは異なります。ことわざで言う栴檀はインド原産の栴檀=白檀のことです。
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センダンの実。長径が1.5〜2cmほどの楕円体。中に星形の稜を持つ硬い核がある。核は5室に分かれ、その中にそれぞれ種子が入っている。
落葉後には樹いっぱいに黄緑色の実が残り続けるため、樹々の中でも白っぽく目立つ。ヒヨドリなどの鳥の好物。実にはメリアトキシンという毒が含まれており、食中毒をおこし、死亡例もある。6〜8個程度で子供や犬の致死量になり、48時間以内で死に至るとの報告がある。鳥は解毒物質を持っているので大丈夫。
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