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愛宕の森と緑を守る会

愛宕山の植物 - 樹木
(ノグルミ)

 花や実がついている樹木の画像は季節別のページにも表示してあります。画像をクリックすれば、その画像を全面表示し、横にすると拡大します。
野胡桃。クルミ科ノグルミ属の落葉高木。別名ノブノキ、ドクグルミ(有毒な葉をすり潰して川や池に流し、魚を捕獲するのに用いたのでこの名に)、サルノクシ(鱗片の形から)。雌雄同株。東海地方以西に分布。樹皮から抽出されるタンニンを皮なめしに用いる。
ノグルミの花(花序)と果穂。6月頃、枝の先に花序(雌花を中央に1本、雄花を数本)を上向きに付ける。クルミ類で花序を上向きに付けるはノグルミのみ。果実は他のクルミとは全く異なる。8月頃に松かさのような形をした黄緑色の果穂ができ、秋には焦茶色になる。先の尖った硬い鱗片の隙間に翼の付いた5mmほどの果実が入っている。

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