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愛宕の森と緑を守る会
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愛宕山の植物 - 樹木
(ムクロジ)
花や実がついている樹木の画像は季節別のページにも表示してあります。画像をクリックすれば、その画像を全面表示し、横にすると拡大します。
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無患子。ムクロジ科ムクロジ属の落葉高木。雌雄同株。熱帯・亜熱帯原産で、本州中部以南に分布。別名セッケンノキ(用途に由来)。花期は6~7月で、枝先につく円錐花序は長さ20〜30cmで、小さな白い花が穂状に集まって咲く。花が終わる頃には樹の周りが落下した花弁で敷きつめられる。果実は直径2cm位の球形で、小さな角が2本付いている。実は黄葉する頃には緑色から黄色へと変わり、落葉する頃には熟して黄土色になる。
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熟れたムクロジの実の果皮、どろっとした果汁にはサポニンが含まれていて、石鹸やシャンプーとして用いられた。果実の中には15mm弱の堅くて真っ黒な種子(核果)があり、果皮が乾燥したものを振ると、鈴のようにコロコロと鳴る。核果は数珠や羽つきの羽として用いられる。
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