駒繋。マメ科コマツナギ属の落葉小低木。高さは40〜80 cmほど。本州や九州の草地・土手・道端などの日当たりの良い場所で見られる。名前の由来は馬を繋ぎ止めたからという説と、葉が馬の大好物で馬を繋ぎ止めるからという説があるが、幹も枝もさほど太くないため、後者の説がもっともらしい。 この他に、低木〜小高木で高さ4mになる中国原産のキダチコマツナギやトウコマツナギがあり、日本各地の道路法面などで見られる。コマツナギに極めて似ているが、同一種との分類もみられる。
花期は7〜9月で、ハギに似た淡紅紫色の花が花序の下から咲いていく。花の全体はクズの花を小型にした姿となる。
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