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愛宕の森と緑を守る会

愛宕山の植物 - 樹木
(ホルトノキ)

 花や実がついている樹木の画像は季節別のページにも表示してあります。画像をクリックすれば、その画像を全面表示し、横にすると拡大します。
ホルトノキ科ホルトノキ属の常緑高木で、西日本および沖縄に自生する在来種。雌雄同株。別名モガシ(紋ガシ)、ズクノキ、オランダノキ、ハボソノキなど。一部の葉だけが紅葉していて、その後落葉する。この点が他の樹との区別になる。
和名は「ポルトガルの木」という意味。平賀源内がオリーブの樹と間違えて命名したという。実がオリーブの実によく似ていて、これから油を採取すると勘違いした。「ホルト油」(=オリーブ油)は江戸時代に薬用として用いられていた。
花季は6月~7月で、小さな白色の花を総状花序に多数つける。葉はオリーブの葉とは全く異なり、ヤマモモに似ている。樹皮や枝葉は黒色染料として使われる。

©愛宕の森と緑を守る会

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