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愛宕の森と緑を守る会
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愛宕山の植物 - 樹木
(フジ, 別名ノダフジ)
花や実がついている樹木の画像は季節別のページにも表示してあります。画像をクリックすれば、その画像を全面表示し、横にすると拡大します。
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藤。マメ科フジ属。別名ノダフジ(野田藤)。日本原産のつる性落葉木本で、他の樹に巻き付いて上に伸びる。花期は5月。これによく似たヤマフジ(山藤、別名ノフジ)もフジ(ノダフジ)とヤマフジとでは花の咲くパターンも異なり、フジは房の根元から順次咲くが、ヤマフジはまとまって咲く。写真では花の付き方が一見ヤマフジのようにも見えるが、咲き終わりに近いため。
フジ(別名ノダフジ)はヤマフジ(山藤、別名ノフジ)によく似ているが、フジのつるはS巻き(根元から見て左肩上がり)、ヤマフジはZ巻き(根元から見て右肩上がり)なので、その点に注目すれば、花を見れなくても容易に区別できます。
この付近にはフジ、ヤマフジの両方が分布していますので、どちらなのか、ご自分で確認してみてください。
蔓は家具や籠に使われます。また、食材として、若芽は茹でて和え物、炒めものに、花は三杯酢や天ぷらに。塩漬けにして花茶に。ただし、豆(種)は有毒なので要注意。
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東の峰の探索路を塞ぐ太いフジ(ノダフジ)の幹。
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フジは家紋としても良く用いられている。福岡藩主黒田家の家紋は藤巴(ふじともえ)紋で、三つの藤の花房が左巻きに渦を巻くようにデザインされたこの紋は、黒田家のシンボルとして様々な場面で見かけることができる。黒田家ではその他のフジの紋も用いられていた。詳しくはQRコードを参照のこと(市博物館のサイト)。
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