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愛宕の森と緑を守る会

道神社(大山祇神社)

 愛宕神社に向かう愛宕山観光道路のヘアピンカーブの内側に鍾道神社および大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)の祠がありました。「ありました」ということは、現在はすでに消滅しているからで、展望台新設工事が行われた際に壊されてしまったようです。祠の裏側(西側)に姪浜炭鉱の創業者である葉室豊吉の顕彰碑がありましたが、その碑は整備されて現存しています。福岡市の資料では、ここは特別緑地保全地区内であり、私有地であっても樹木の伐採や構造物の改変には市長の許可が必要ですが市の担当者は許可の処理を行っておらず、いきさつの不可解さが残ります。(←後日の市への調査依頼の結果、この場所を指定範囲内と表示したのは市のミスだったとの回答であったが、地籍一覧の表以外の市作成の書類では下に表示した境界図面の画像を含め、全てこの場所を保全地区に含めており、何らかの「事情」があったのではとの疑問が残る。)

 大山祇神社は姪浜炭鉱の安全の守り神として造られたものですが、全国に11,000ほどある大山祇神社の総本社は伊予の国(愛媛県)一之宮大山祇神社で、大山積大神(木花咲耶姫の父神)を祀ってあります。オオヤマヅミは山の神であるため、鉱山関係で祀られている所が多くあります。

 なお、鍾道神社の出処は不詳。

(画像をクリックすると拡大表示され、説明文全文が見れます)

  

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