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愛宕の森と緑を守る会​

愛宕山の植物 - 秋の散策
ツワブキ
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石蕗。キク科ツワブキ属の常緑多年草。学名 Farfugium japonicum。別名、艶蕗、橐吾、ツヤブキ、イシブキなど地方ごとに多数ある。福島県・石川県以西の他、朝鮮半島、台湾、中国東南部に分布。主に暖地の沿岸地域に生える。高さ30〜40センチで根から葉柄(根出葉)が出る。花茎は70センチほどに。葉に光沢があり、茎は食用になる。生薬として古くより広く活用されてきた。
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ツワブキの蕾
花期は10〜1月で、直径5センチ程度の黄色い頭状花を数個咲かせる。外周に舌状花が、中心には管状花が密に咲く。果実にはタンポポのように白い毛が密生し、風で散布される。この季節に咲く花が少ないこともあり、観賞用に多品種が園芸栽培されている。

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