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愛宕の森と緑を守る会
愛宕の森と緑を守る会
愛宕山の植物 - 春〜初夏の散策
トゲミノキツネノボタン
![トゲミノキツネノボタン.jpeg](https://static.wixstatic.com/media/d368a5_7ff3a43cdfb440438c673be9e593115e~mv2.jpeg/v1/fill/w_222,h_146,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/d368a5_7ff3a43cdfb440438c673be9e593115e~mv2.jpeg)
刺実の狐の牡丹。キンポウゲ科キンポウゲ属の一年草(越年草?)。学名 Ranunculus muricatus。別名トゲミキンポウゲ。ヨーロッパ・西アジア原産。繁殖力が旺盛で種子拡散力もあるので世界に広がり、帰化している。日本では1915年に仙台で見つかり、昭和期から西日本に広がった。田畑や道路脇で見られ、湿った土壌を好む。高さは10~30センチほど。同じ仲間にキツネノボタンやケキツネノボタンなどがある。
人や家畜に対し中程度の毒性があり、樹液に触れると皮膚炎や嘔吐、下痢などの症状が出る。しかし乾燥すると毒素が不活性化するとも言われている。
![トゲミノキツネノボタンの花.jpg](https://static.wixstatic.com/media/d368a5_cafd4c814a574c6d9f78ffe1d186a2b9~mv2.jpg/v1/fill/w_222,h_152,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/d368a5_cafd4c814a574c6d9f78ffe1d186a2b9~mv2.jpg)
トゲミノキツネノボタンの花
3~6月ごろに直径2センチほどの可憐な5弁の黄色い花が咲く。
![トゲミノキツネノボタンの集合果.jpeg](https://static.wixstatic.com/media/d368a5_18a24fe0552f45568e08beea73d250a9~mv2.jpeg/v1/fill/w_222,h_166,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/d368a5_18a24fe0552f45568e08beea73d250a9~mv2.jpeg)
トゲミノキツネノボタンの果実
果実は20個ほどが集まってつく。直径12ミリ程度の集合果は一見コンペイトウを尖らせたような姿で、棘に覆われているので、これが名前の由来になっている。
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