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愛宕の森と緑を守る会
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愛宕山の植物 - 晩秋〜冬の散策
スイセン
水仙。ヒガンバナ科スイセン属。学名 Narcissus tazetta var. chinensis。地中海原産の単子葉多年生草本。長さ20~40センチ。室町時代に中国の禅僧によってもたらされたと言われている(それ以前にも中国経由で日本に入った説もある)が、後に野生化した帰化植物。別名、ニホンズイセン。関東以西~九州の海岸で野生化して分布。全体に毒があり、ニラと間違えて食中毒を起こすケースが多い。
水仙の花。花期は12~3月で芳香がある。横向きに開くクリーム色っぽい白色のが花被片で、黄色い部分が副花冠。17世紀以降品種改良が盛んに行われ、今日では園芸品種が1万以上もあり、スイセン属の花全体をスイセンと言うことが多い。
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