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愛宕の森と緑を守る会​

愛宕山の植物 - 春〜初夏の散策
セイヨウタンポポ
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西洋蒲公英。キク科タンポポ属の多年草。学名 Taraxacum officinale。よく知られた要注意外来生物。「侵略的侵略的外来種ワースト100」の代表格。日本には明治期にヨーロッパから入ってきた。強靱で、在来種のニホンタンポポを駆逐、あるいは交雑して、どこにでもはびこってしまいました。花ビラの下の総包(緑色)の外片が反り返っているのがセイヨウタンポポの特徴。ニホンタンポポは外片の反り返りが無く、この点で容易に区別がつく。季節に関わりなく花が咲くのも特徴。この他の外来種として、春に開花するアカミタンポポ(Taraxacum laevigatum)が知られている。
 ヨーロッパでは野菜として食されているのでショクヨウタンポポの別名も付いている。地上部は少々苦味があるがサラダに、太い根はきんぴらなどに。また、根を細かく刻んで煎るとコーヒー代わりのカフェインレス飲み物として味わえる。薬草としても利用される。
 タンポポ一般については「タンポポ」のページを参照してください。

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