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愛宕の森と緑を守る会
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愛宕山の植物 - 春〜初夏の散策
オドリコソウ
踊子草。シソ科オドリコソウ属の多年草。学名 Lamium album var. barbatum。虚無僧花（こむそうばな）とも言う。全国に分布する在来種で、朝鮮半島、中国にも分布している。野原や反日影の道路法面などに群生する。草丈は30～50センチ。これに似た、より小型のヒメオドリコソウは外来種。鷲尾愛宕神社下の大駐車場脇にオドリコソウ群生地がある。
花は茎の上部の数段の葉腋に数個づつ輪生している。ピンクまたは白色の花は、笠をかぶり、輪になった踊り子達の姿に見えるので名が付いた。
ヤシマ（野芝麻）という生薬名で、全草を乾燥させ、煎じ薬として腰痛や打撲傷、月経不順などに飲用。
オドリコソウの花
花期は４～６月。花の基部に蜜がある。若芽はお浸しにして食べられる。
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