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愛宕の森と緑を守る会​

愛宕山の植物 - 春〜初夏の散策2
ノハカタカラクサ
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野博多唐草。ツユクサ科ムラサキツユクサ属の常緑多年草。学名 Tradescantia flumiensis。別名トキワツユクサ。南アメリカ原産の帰化植物。日本には昭和初期に観賞用に持ち込まれたものが逸出し野生化。湿気のある日陰を好む。繁殖力が旺盛で、根や小さな茎の節が残っているだけで繁殖し、他の草類の成長を阻害し在来種を駆逐してしまう。「要注意外来生物」に指定されている。
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花期は5~8月。白色の花弁3枚で三角形に見える花の径は1.5センチほど。紫色の茎は地を這い、節から新たな根を張り、斜めに立ち上がる。葉は多肉質で光沢がある。茎はもろくて簡単に折れ、駆除に苦労する。
この画像の場所はかつてタチツボスミレの群生地であったが、ほんの2~3年でこのような状況になってしまった。現在ノハカタカラクサの駆除とタチツボスミレの再生に取り組んでいる。

©愛宕の森と緑を守る会

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