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愛宕の森と緑を守る会​

愛宕山の植物 - 春〜初夏の散策2
ノアザミ
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野薊。学名 Cirsium japonicum。キク科アザミ属の多年草で、本州から九州にかけて広く分布する固有種。中国やベトナムにかけても分布している。鋭い棘の葉が特徴。日当たりの良い野原や土手に普通に見られる。理由は不明だが、愛宕山では極めて希少種となっていた(全体で2株のみ)。育種に取組み、現在増えつつある。花が咲いた後の種子を取って撒くだけで比較的容易に増やすことができる。
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ノアザミの花
花期は5~8月。花の色は紫だが、まれに白色もある。良く似た種としてノハラアザミがあるが、これの花期は秋。また、地域固有の変種も多く、日本のアザミ属は100種を超えている。
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ノアザミの蕾と葉
鋭い棘の葉が特徴。若い芽は食べれる。

©愛宕の森と緑を守る会

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