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愛宕の森と緑を守る会

愛宕山の植物 − 晩秋〜冬の散策

フウトウカズラ(樹木)
フウトウカズラ.jpg
フウトウカズラの実.jpg
風藤葛。コショウ目コショウ科コショウ属のつる性木本。学名 Piper kadsura。別名ツルゴショウ。雌雄異株。暖地の海岸に多い。日本本土における唯一のコショウ科の種。微かにコショウの香りがするが、胡椒の代用にはならない。この他、小笠原母島にツル性ではないタイヨウフウトウカズラ(絶滅危惧IA) があるが、自生株はたった1株しかないとのこと。
冬になると、雌株には穂状花序に丸い赤い実が多数付く。一つの実の大きさは5ミリ程度。
フウトウカズラの花.jpg
雌株の花。花期は4〜5月。4〜8センチの穂状花序に多数、白で粒々に見えるのがそれぞれ小さな雌花。葯が黄色なので全体には黄色に見える。

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