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愛宕の森と緑を守る会

姪浜石

 福岡の愛宕山は全山が古第三紀の砂岩でできた山です。この砂岩は加工が容易なため、古墳構築にも使われ、その後も擁壁や塀に用いられるなど、古くから「姪浜石」の名で多用されてきました。愛宕山で実際に見ることができる岩は大部分が風化によって赤茶けた色をしていますが、本来は青みがかった灰色です。愛宕山の周辺部の大部分が姪浜石の採石場となりましたが、現在はすでに採掘はされていません。石切場の跡は切り立った崖となってそのまま残されているため、崩落の危険があり、防止柵等が設置されています。

 

                    (画像をクリックすると拡大表示されます)

©愛宕の森と緑を守る会

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