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愛宕の森と緑を守る会
Atago Forest and Green Protection Association
Atago Mountain Plants-Tree 3 (Ki-ko)
ウマノスズクサ
Chestnut. Beech family Chestnut. It is dioecious and blooms from May to June. From September to October, a few fruits are borne in acorns with squid. It seems that there are two or three chestnut trees from the falling squid, but so far it has not been possible to identify which tree.
ウマノスズクサの花
葉腋からサキソフォンのような形状の花を一つづつ付ける。花弁は無く、この形は萼片。強い悪臭を放ち、有毒で腎毒性や発がん性などがある。この為、かつては生薬として用いられていたが現在は使用されていない。花筒の内壁には入り口とは逆方向の向きに毛が生えていて、悪臭に誘われて進入したハエは奥の丸まった部屋に閉じ込められてしまう。その後、ハエによって受粉が完了すると毛が萎縮してハエは脱出できる。
ジャコウアゲハの幼虫
ウマノスズクサはジャコウアゲハの食草。ジャコウアゲハはウマノスズクサの毒性を体内に取り込み、鳥類などからの捕食を逃れている。ウマノスズクサが移植後に定着すると早速ジャコウアゲハが産卵に訪れ、少なくない幼虫が発生。このままでは愛宕山のウマノスズクサが食い尽くされてしまうので、幼虫の一部を室見川河川敷へ里帰りさせることに。
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