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Atago Forest and Green Protection Association

Atago Mountain Plants-Tree 3 (Ki-ko)

スイカズラ(樹木)
吸葛。スイカズラ科スイカズラ属の日本原産常緑つる性低木。学名 Lonicera japonica。北海道南端〜九州の山野、道ばたなどに自生する。花の蜜を吸うと甘いのでこの名が。英名でもHoneysucleと、同じ。別名、キンギンカ(金銀花)、スイバナ(吸花)。冬も青いのでニントウあるいはニンドウ(忍冬)という別名も。枝や葉の裏に毛が密生している。枝先の葉腋に甘い芳香のある花を2個ずつつける。花は5〜7月に咲き、白から黄へと色が変化する。そのため、金銀花という名の生薬(抗菌・解熱)として蕾が使われ、葉と茎は忍冬の名で解熱・解毒に用いられる。新芽や若葉は茹でて和え物、油炒めなどで食される。葉は陰干ししてお茶に。昔は砂糖がわりに使われた。
 アメリカをはじめ、海外ではクズに次いで有害な外来種に。
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©愛宕の森と緑を守る会

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